毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 沈志華 朱建栄 岩波書店サイゴ ノ テンチョウ シン,シカ シュ,ケンエイ 発行年月:2016年09月 ページ数:284, サイズ:単行本 ISBN:9784000230667 沈志華(シンシカ) 1950年北京生まれ。
68年に解放軍入隊(71年まで)。
北京石景山発電所、北京電力管理局勤務を経て、79年に中国社会科学院世界史系大学院入学。
82年、深〓(せん)でビジネスに従事。
1992年、民間学術団体の中国史学会東方歴史研究センター(後に北京東方歴史学会に改名)を設立、続いて「東方歴史研究出版基金」を創設。
中国人民大学、北京大学、香港中文大学、米国ウィルソンセンターなどで客員教授もしくは研究員を歴任した後、2005年、華東師範大学歴史学部の終身教授、同大学冷戦国際史研究センター主任に就任。
2016年6月、新設の同大学周辺国家研究院の院長に任命される 朱建栄(シュケンエイ) 1957年上海生まれ。
81年華東師範大学外国語学部卒業。
84年上海国際問題研究所付属大学院修士課程修了。
86年来日。
92年学習院大学で博士号(政治学)取得。
総合研究開発機構、学習院大学の客員研究員などを経て、東洋学園大学グローバル・コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ 歴史に真実を返す/序章 中朝共産主義者の関係前史ー一九二〇年代から一九四五年まで/第1章 即かず離れずー新中国の建国に至るまで(一九四五ー一九四九年)/第2章 朝鮮戦争ー朝鮮問題をめぐる主導権の移転(一九四九ー一九五三年)/第3章 「チュチェ」の提唱ー金日成の粛清と毛沢東の反発(一九五三ー一九五六年) 一九二〇年代から四九年の新中国建国までの中朝共産主義者の関係、朝鮮戦争をめぐる中国、朝鮮、ソ連の緊迫したやりとり、一九五六年の金日成と批判派との抗争「八月中央総会事件」、党内粛清を進める金に反発してソ連と共同で朝鮮の内政に干渉した毛沢東ー中国、ロシアの未公開資料に基づいて「血で結ばれた同盟」という神話を徹底的に破壊する「驚異の書」。
本 人文・思想・社会 政治